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自己破産の代償

      2012/05/06

自己破産が認められれば借金の返済を免れることが可能です。
自己破産は裁判所の決定で借金返済の免責が受けられるものです。
自己破産申請が通ると、返済に苦しめられることはなくなりますが、これと引き換えに奪われてしまうものもあります。
生活に欠かせないわずかな財産以外に関しては、債権者の配当に使うために処分されてしまうのです。
例えば、20万円以上の預金、不動産、生命保険の解約返戻金、有価証券、車などが、強制回収の対象となります。
借金という大きな悩みが解消される反面、自分が好きに扱える財産も失われてしまうというわけなのです。
また他にも、資格の取得や就職といったことでも制限により望み通りにいかないものもあります。
住所の移転や長期間にわたる旅行は、裁判所の許可がなくては行なえない場合もあります。
これらの他にも、自己破産が完了してから5~10年は、クレジットカードの作成やローン契約ができなくなってしまうのです。
その理由は、個人信用情報機関というところに自己破産の申し立てを行ったことが登録が行われるからです。
借金が不可能になってしまうことを意味していますが、気持ちを切り替えてみると、自己破産ができたことにより借金に縛られた生活から脱却するチャンスだと言い変えることもできます。
さらには、破産管財人によって郵便物がチェックされる仕組みになっています。
これらは、自己破産の手続きをした本人の払う代償ですが、連帯保証人がいるなら状況は複雑になります。
借金返済の義務が免責されるのは、自己破産を申請した本人限定と定められています。
免責扱いとなった借金は、連帯保証人に返済義務が生じます。
新たな自己破産者を生む恐れがあるので、自己破産は借金の返済を叶えるために尽力した後の最終的な方法として心に留めておくことが大切なのです。

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